肺がんの原因と聞いて、多くの方が真っ先に思い浮かべるのが喫煙でしょう。タバコには、発がん性のある、ニコチンや他の危険な有害な物質が含まれています。実際、肺がん以外にも喫煙の習慣がもたらす健康被害は大きいのです。
タバコは体に有害な物質を取り入れるだけにとどまらず、その習慣性の高さで喫煙を止めることが難しいという問題点もあるでしょう。タバコは、肺がんと深く関わっています。健康に悪いと知りつつも喫煙習慣を絶つことができない人も多く、喫煙者は非喫煙者に比べて男性が4.5倍、女性で4.2倍も肺がんの発生率が高いのです。
喫煙の他に肺がんの原因となるものに、アスベストがあります。かつては建築物に断熱材・防火材として使われることも多かったのですが、アスベストが重い肺疾患である中皮腫の原因になることがわかってから使用禁止になりました。中皮腫は悪性の新生物が胸膜の中皮細胞というところにできる病気として恐れられています。
しかし、アスベストが日本中で大量に使用された期間は長く、完全に除去されたともいえません。また肺がんなどを発症するまでに時間がかかるため、これからも患者の数が増加する心配があるでしょう。
また、ウランから派生したラドンという成分も、肺がんの原因になります。ラドンにより、肺の細胞が放射能の影響でがんになってしまうというのが理由です。
このような外的な原因の他、がんは遺伝による影響も大きいことがわかっています。遺伝子の中に、肺がんを引き起こしやすい情報が含まれている人もいるのです。主な肺がんの原因は、上に述べた事柄になるでしょう。